コンタクトレンズ、有名販売店のOEM製品とメーカー製品との違いとは?
有名コンタクトレンズ販売店から購入したコンタクトレンズ。
ネット通販では、同じメーカーの商品が、
別名で半値以下で販売されていることを知ったので、
中身の違いがあるのかないのか、詳しく調べてみました。
まずは、資料改訂の時期から、
医療機器承認番号の推移を追ってみましょう。
2005
アイシティ ナチュレ:20100BZZ00910000
2009
ブレスオーハードCL:20100BZZ00910000
2010
ブレスオーハード2:20100BZZ00910A01(旧承認番号:20100BZZ00910000)
ブレスオースーパーハード:20100BZZ00910A02(旧承認番号:20100BZZ00910000)
ナチュレハード:20100BZZ00910A03(旧承認番号:20100BZZ00910000)
同じ承認番号でも、途中で商品名が変わっていることがわかります。
アイシティ ナチュレ(OEM)、ブレスオーハードCLと来て、
その後、ブレスオーハード2、ブレスオースーパーハード、
ナチュレハード(OEM)の三兄弟に枝分かれしています。
三兄弟、承認番号は違っても中身の差は微妙
それでは、現行モデルの
ブレスオーハード2
ブレスオースーパーハード
ナチュレハード
この3種のデータを比較して詳しく見てみましょう。
素材は、3種類とも同じものが使われています。
構成モノマーは、「フッ素含有メタクリレート系化合物」、「ケイ素含有メタクリレート系化合物」、
着色剤は、「フタロシアニン系着色剤」となっています。
Dk/L値(酸素透過率)
ブレスオーハード2:100(重力単位系)
ブレスオースーパーハード:88(重力単位系)
ナチュレハード:100(重力単位系)
中心の厚み
ブレスオーハード2:0.15mm
ブレスオースーパーハード:0.17mm
ナチュレハード:0.15mm
3種共通の仕様
曲げ強度:300kg/cm2(重力単位系) 29MPa(SI単位系)
可視光線透過率:90%
Dk値(酸素透過係数):150(重力単位系)、113(SI単位系)
さらに、コンタクトレンズを購入する際に、
必要となるデータを見てみましょう。
度数(PWR)は、3種とも共通
0.00~-20.00( 0.25刻み)
直径(DIA)
ブレスオーハード2:9.0、9.3、9.6 mm
ブレスオースーパーハード:8.7、9.0、9.3 mm
ナチュレハード:9.0、9.3、9.6 mm
(真ん中の数値が標準)
ベースカーブ(BC)
ブレスオーハード2:7.40~8.40 mm( 0.05 mm刻み)
ブレスオースーパーハード:7.20~8.40 mm( 0.05 mm刻み)
ナチュレハード:7.20~8.40 mm( 0.05 mm刻み)
これらのデータから、
・ブレスオースーパーハードは、
他より中心の厚みがあり、
サイズが一回り小さい。
・ブレスオーハード2とナチュレハードに至っては、
承認番号が異なるものの、ほぼ同等品。
ということがわかります。
有名販売店のOEM商品を購入すると、
視力の変化などで目に合わなくなったり、破損した場合でも、
購入してから1年以内なら、何度でも交換できるというメリットがあります。
でも、性能も中身もほぼ同じものを買うのですから、
眼科医の検査を受け、処方を受けてから、
安い販売店を探して購入すれば、購入価格を抑えることができそうです。
法的には、コンタクトレンズの購入に処方箋は必要ありませんが、
自分の目に合ったものを選ぶために、眼科医の検査は受けておきたいところです。
コンタクトレンズのデータ表記について
次のデータを控えておくと、コンタクトレンズ購入の際に便利です。
①ベースカーブ(BC)
コンタクトレンズの湾曲度合いです。
②度数(PWR)
プラスになるほど遠視度数が増し、
マイナスになるほど近視度数が強くなります。
(SPH)とも表記されます。
③直径(DIA)
コンタクトレンズの直径です。サイズ(S)とも表記されます。
④中心の厚み(CT)
酸素透過率に関係します。
薄いほど酸素をよく通します。
ネット通販では、同じメーカーの商品が、
別名で半値以下で販売されていることを知ったので、
中身の違いがあるのかないのか、詳しく調べてみました。
まずは、資料改訂の時期から、
医療機器承認番号の推移を追ってみましょう。
2005
アイシティ ナチュレ:20100BZZ00910000
2009
ブレスオーハードCL:20100BZZ00910000
2010
ブレスオーハード2:20100BZZ00910A01(旧承認番号:20100BZZ00910000)
ブレスオースーパーハード:20100BZZ00910A02(旧承認番号:20100BZZ00910000)
ナチュレハード:20100BZZ00910A03(旧承認番号:20100BZZ00910000)
同じ承認番号でも、途中で商品名が変わっていることがわかります。
アイシティ ナチュレ(OEM)、ブレスオーハードCLと来て、
その後、ブレスオーハード2、ブレスオースーパーハード、
ナチュレハード(OEM)の三兄弟に枝分かれしています。
三兄弟、承認番号は違っても中身の差は微妙
それでは、現行モデルの
ブレスオーハード2
ブレスオースーパーハード
ナチュレハード
この3種のデータを比較して詳しく見てみましょう。
素材は、3種類とも同じものが使われています。
構成モノマーは、「フッ素含有メタクリレート系化合物」、「ケイ素含有メタクリレート系化合物」、
着色剤は、「フタロシアニン系着色剤」となっています。
Dk/L値(酸素透過率)
ブレスオーハード2:100(重力単位系)
ブレスオースーパーハード:88(重力単位系)
ナチュレハード:100(重力単位系)
中心の厚み
ブレスオーハード2:0.15mm
ブレスオースーパーハード:0.17mm
ナチュレハード:0.15mm
3種共通の仕様
曲げ強度:300kg/cm2(重力単位系) 29MPa(SI単位系)
可視光線透過率:90%
Dk値(酸素透過係数):150(重力単位系)、113(SI単位系)
さらに、コンタクトレンズを購入する際に、
必要となるデータを見てみましょう。
度数(PWR)は、3種とも共通
0.00~-20.00( 0.25刻み)
直径(DIA)
ブレスオーハード2:9.0、9.3、9.6 mm
ブレスオースーパーハード:8.7、9.0、9.3 mm
ナチュレハード:9.0、9.3、9.6 mm
(真ん中の数値が標準)
ベースカーブ(BC)
ブレスオーハード2:7.40~8.40 mm( 0.05 mm刻み)
ブレスオースーパーハード:7.20~8.40 mm( 0.05 mm刻み)
ナチュレハード:7.20~8.40 mm( 0.05 mm刻み)
これらのデータから、
・ブレスオースーパーハードは、
他より中心の厚みがあり、
サイズが一回り小さい。
・ブレスオーハード2とナチュレハードに至っては、
承認番号が異なるものの、ほぼ同等品。
ということがわかります。
有名販売店のOEM商品を購入すると、
視力の変化などで目に合わなくなったり、破損した場合でも、
購入してから1年以内なら、何度でも交換できるというメリットがあります。
でも、性能も中身もほぼ同じものを買うのですから、
眼科医の検査を受け、処方を受けてから、
安い販売店を探して購入すれば、購入価格を抑えることができそうです。
法的には、コンタクトレンズの購入に処方箋は必要ありませんが、
自分の目に合ったものを選ぶために、眼科医の検査は受けておきたいところです。
コンタクトレンズのデータ表記について
次のデータを控えておくと、コンタクトレンズ購入の際に便利です。
①ベースカーブ(BC)
コンタクトレンズの湾曲度合いです。
②度数(PWR)
プラスになるほど遠視度数が増し、
マイナスになるほど近視度数が強くなります。
(SPH)とも表記されます。
③直径(DIA)
コンタクトレンズの直径です。サイズ(S)とも表記されます。
④中心の厚み(CT)
酸素透過率に関係します。
薄いほど酸素をよく通します。
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